
できれば糖質制限中は甘いものを控えたいところ。
けれど、我慢しすぎはドカ食いの原因になりかねないため、低糖質なものをチョイスしてストレスを溜めないようにすることもとっても大切なことです。
小腹を満たせてヘルシーなイメージがあるのはドライフルーツ。
ドライフルーツは一度にたくさん摂るのはおすすめしませんが、適量であればダイエット効果をアップさせてくれるものがあることをご存じですか?
私が特におすすめしたいのは、ドライアプリコットです。
今回は、知られざるドライアプリコットのパワーについてご紹介します。
ドライアプリコットを糖質制限中に食べてOKな3つの理由とは

1.食物繊維が豊富
ドライフルーツは食物繊維が豊富なので少量でも満足感があります。
また、生の果物はそのほとんどが水分ですが、ドライフルーツは一度果物を乾燥させることにより栄養価が高く、効率よくさまざまな栄養をチャージできるんです。
更に、アプリコットは糖質が他の果物と比べて低いので、糖質制限中も少量を食べるくらいなら「あ~甘いもの食べちゃった」と後悔する必要はありません。
最近は砂糖を加えていないものや、オーガニックを謳う商品など、素材そのものを楽しめるような商品も充実しているので色々試してみては。
2.ビタミンBでエネルギー変換効率アップ
食事からとりこんだ炭水化物や脂質、たんぱく質をエネルギーに変える働きをしているのがビタミンB。
ちょっと食べ過ぎちゃったかも? というときに少量とれば、素早くエネルギーとして消費できるようになるため、ダイエットのときはぜひ積極的に取り入れたい栄養素の一つです。
3.長期保存が可能
生の果物は熟してくるとすぐに悪くなってしまいますが、ドライフルーツなら長期間保存することが可能。
食べるのが遅くなっても、もともとある栄養素が失われることもありません。
ドライアプリコットのおすすめの食べ方

ヘルシーとはいえ糖質がゼロというわけではないので、できれば朝食のときに食べるようにしましょう。
そうすればその日のうちにエネルギーとして消費されるため、太る心配はご無用。
1日あたりひとつまみくらいを目安にして。
ドライフルーツは水分が失われているため、そのまま食べるよりも、ヨーグルトに一晩つけてもどしてから食べるのがおすすめ。
無糖のヨーグルトでもドライアプリコットの甘みで砂糖を加えることなく食べられますし、血糖値の急上昇を抑える働きも。
女性に不足しがちなカルシウムを補うこともできるのがうれしいですね。
まとめ

ドライフルーツを食べるときのポイントは次の通り。
- 1日あたりの摂取目安はひとつまみ。
- 水分を一緒に取るorヨーグルトなどで戻す。
- たんぱく質と一緒にとれば、血糖値の急上昇が抑えられる。
- 食べるタイミングに注意。できれば朝食~16時までに食べる。
ドライフルーツには、生の果物にはない良さがあります。
おやつというのは本来メインの食事でとれなかった栄養素を補うためのもの。
特に糖質制限中は普段の食生活よりもさまざまな栄養素が不足しがちになるため、ミネラルなどの栄養素を豊富に含むドライフルーツを食べるのは、理に適っていると言えるでしょう。