
アメリカでハリウッドセレブやオリンピック選手が実践して成果をあげているという「パレオダイエット」
石器時代の食生活がメインになっているこのダイエットは、石器時代に存在していた食物だけで食事を作って食べるようにします。
もちろん、存在しなかった人工物は食べることができません。
難しそうで意外に簡単。そして、取り組みやすいのが魅力のいう「パレオダイエット」
そのやり方を詳しくご紹介します。
「パレオダイエット」の基本

[味付け]
石器時代の原始人の食生活を元に作られた「パレオダイエット」は“人工物を摂らない”ということが一番のポイントです。
味つけも天然素材。
例えば、タレや醤油は人工的に作られたものなので、納豆を食べる時も味つけはしらすやレモン。
刺し身を食べる時も醤油を使わずにわさびのみを使って食べます。
塩も人工的に作られたものなので、肉や魚は焼くだけです。
物足りないと感じる時には、塩に代わる天然素材で代用しましょう。
うまみ成分の入ったあごだしやかつおぶしなどはミネラルもたっぷりでオススメです。
全て天然素材だけにこだわると大変さなので、70%達成ぐらいの気楽さでやることをオススメします。
[朝・昼・夕の食事バランスは1:1:0.5]
夜の食事は早めの時間にして、量も減らしましょう。
ちょっとお腹が空いているな…と感じる程度が理想です。
野菜を食べてから肉を食べるようにします。
お米は副菜として食べて、納豆や玄米を主食にするのがオススメです。
肉ばかりになってしまうと、腸内環境が悪くなります。
そのために、善玉菌を増やすため乳酸菌を一緒に摂ることが理想ですが、食べれる物が限られているので「納豆」が日本人に最も合う「パレオダイエット」の肉ばかりを食べてしまうという欠点を補ってくれる食材です。
[食べて良いモノ、悪いモノ]
〈炭水化物〉
白米や小麦粉を使ったパンや麺類はNG。
玄米を主食にしましょう。
〈魚介類〉
魚介類は全てOK。
魚料理は面倒くさくて苦手…言う人もいるかもしれませんが、原始食なので蒸したり焼いたり簡単な調理法で良いので良いですよね。
ワカメなどの海藻もOK。
〈肉類〉
基本的には鳥がメインになります。
でも、牛や豚も赤肉ならOK。
霜降り肉やフォアグラはNG。
調理法についてのルールは決められていませんが、焼いて食べるようにしましょう。
肉類の中でも、ウインナーやハムなど加工食品はNGです。
〈たまご〉
卵は完全食品でたんぱく質も豊富なので毎日食べるのをオススメします。
コレステロールは多いので、1日1個にしてくださいね。
〈野菜〉
石器時代は農耕は存在していなかったので、野草一番良いのですが手に入らないので、普通の野菜でも大丈夫です。
ジャガイモはNG。
〈ナッツ〉
ナッツ類はもちろんOK。
もしかしたら、石器時代の主食だったかもしれません。
糖質も低くダイエット効果も高いです。
カロリー的には低くないので食べ過ぎ注意です。
〈きのこ〉
カロリーも低く、糖質もないきのこは石器時代にもよく食べられていたはずです。
〈果物〉
石器時代は甘味はないので、自然に実っていた果物はごちそうだったかもしれませんね。
ただし、果糖があるのでたくさん食べるのは控えましょう。
〈脂質〉
アマニオイル、ココナッツオイル、オリーブオイルはOK。
マーガリン、キャノーラ油などの食用油はNG。
〈乳製品〉
石器時代に牧畜はなかったので、ヨーグルト、牛乳、チーズ、バターなどは全てNG。
〈加工食品〉
肉類に含まれるウィンナーやハムはもちろんNG。
石器時代に作れない缶詰や瓶詰め類もNG。
〈調味料〉
原則的にNG。
しかし、塩がないと調理が作れないことが多いので少しならOKのようです。
砂糖はNG。
ドレッシングやみそ、醤油、みりんなどもNGです。
〈嗜好品〉
お菓子、ジュース、炭酸水、お酒などはもちろんNG。
「パレオダイエット」3つのルール
基本的には、人工的な食べ物や調味料を摂らない。
ということを守るだけの簡単なダイエットですが、その中でもルールが3つあります。
1.お腹が減ったら食べて良い
「パレオダイエット」はなんとお腹が減ったら食べて良いんです。
なので、1日3食にこだわらずに5食でも6食でもOK。
時間も特に気にする必要はありません。
石器時代の人々の生活は、お腹が減った時、または食べ物が手に入ったときに食べていたはずです。
なので、通常のダイエットのように食生活を規則正しく整える必要はありません。
2.運動はしなくて良い
「パレオダイエット」は食事ダイエットなので運動はしなくても大丈夫です。
原始人がエアロビクスやハードな水泳をするとは思えないですよね。
なので、運動は通勤で歩いたり家事をしたりという普通の生活でされる動きだけでOKです。
3.睡眠をしっかりとる
「パレオダイエット」では、睡眠をしっかりと取ることを義務づけられています。
石器時代は太陽とともに起きて、寝るという生活だったので、睡眠はたっぷりとっていたはずです。
日本人の平均睡眠時間は7時間なので、それを目標にしましょう。
8時間なら尚良しとされています。
まとめ

食生活や生活リズムが乱れている現代の私たちにとって、
「パレオダイエット」はとても辛く感じるかもしれません。
しかし、原始人は食事も生活もとてもシンプルで人間らしい健康的な生活をしていました。
それを真似することで、無駄なカロリーを摂ることもなくダイエットや健康に繋がります。
初心に返って、やってみて損なしのシンプル食生活「パレオダイエット」難しくないので、ぜひ挑戦してみてください。
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